禁煙=便秘?

わたしは昔、便秘薬代わりにタバコを吸っていました。なぜだかは知りませんでしたが、タバコを吸うとお通じがあるからです。

便秘になると、悪玉菌が大量発生して毒素が体内に流れ込むので、本当は美容にも健康にも良くありません。タバコを止めることで本来なら肌がきれいなって健康になるはずなのに便秘になってしまってはもったいないです。

なぜタバコを吸うと便意が起こるか、というと、単純にタバコが毒だからです。

たとえば食中毒になると下痢になりますが、体内に毒素をいれないように腸が下痢を起こします。同じようにタバコには百種類以上の毒物が入っていますので、有害物質が体内に入らないように腸が緊急的に活動し始めます。その結果、便意を感じることになります。

ただ、便は出ればよいというものではありません。タバコによる排便というのは、軽度の下痢と同じです。あくまで緊急的に腸がぜんどう運動を活発化させている状態なので腸に疲労が溜まってしまいますし、ダメージがあります。

タバコを止めて便秘になった場合、朝食を抜くのが効果的です。空腹を感じる時間を長めに設けることで、腸が排泄活動に集中する時間を作ってあげるのです。空腹時には、モチリンというホルモンが分泌されます。このモチリンというホルモンは、腸の奥にたまった宿便をしっかり排泄する働きがあります。腸の大掃除をしてくれるホルモンです。

朝食を食べないと便秘になるという人もいますが、胃が一杯になると、腸には排泄のシグナルがいきますが、それは次の便の準備をするために、急いで腸のスペースを空けるだけです。

例えば、、部屋に大きな荷物が届く予定があるので、とりあえずスペースを作るために、捨てられるものを捨てるのと同じです。部屋の隅のほこりや、小さなゴミは放置されてしまいます。

タバコも同じで、とりあえず便は出るかもしれませんが、表面の便だけが排出されるので、腸はきれいになりません。

それに対して、モチリンというホルモンは専門の掃除業者です。部屋の隅々までぞうきんがけをするように、宿便を排出して腸を本当に空っぽに、きれいな状態にしてくれます。

タバコを吸っている限り、本当の快便ではないのです。タバコを止めて、快便になったときが、本当に腸がきれいになる時です。