太るパンと痩せるパンの決定的な違い

パンとご飯では、よくパンの方が太りやすいと言われます。実際に、パン食の人とご飯食の人ではパン食の人のほうが太っている人が多い、という話も聞いたことがあります。

パンが太りやすい理由はまず腹持ちが悪いからです。腹持ちが悪い=すぐにカロリーが吸収されるということです。カロリーは燃焼すれば脂肪になりませんが、急激に吸収されればされるほど、インシュリンというホルモンがカロリーを脂肪に変えようと働いてしまいます。

パンの中でも菓子パンと呼ばれるコンビニのほとんどのパンは、最悪。といっても良いくらい、ダイエットにも美容にも大ダメージを与えます。菓子パンの成分を見てみるとほとんどお菓子レベルの砂糖が含まれています。菓子パンはお菓子だと思って食べた方がよいでしょう。

市販のパンでも、自宅でパンを食べるときでも、一番注意してほしいのは、マーガリンが含まれていないものを選ぶことです。自宅にマーガリンがある場合、捨てた方がよいくらいです。

マーガリンの主成分はトランス脂肪酸という科学的に合成された油です。

トランス脂肪酸は体内でエネルギーに変わりにくいと言われます。たとえ低カロリーであっても、エネルギーにならなければそのまま脂肪として蓄積されてしまいます。

わたしたちの体の細胞膜は脂肪でできています。トランス脂肪酸は肌や体の細胞膜の働きを狂わせたり、細胞間脂質という保湿成分の働きにダメージを与えることも指摘されています。

細胞間脂質というのは、主にセラミドです。マーガリンを食べるとセラミドがぼろぼろになるということです。

肌細胞のダメージを少なくするには植物の持つファイトケミカルと呼ばれる成分が有効です。ポリフェノールとも呼ばれる抗酸化成分です。

普段の食生活でポリフェノールを獲ることが少ない人はサプリメントも有効ですが、ポリフェノールは種類が多く数万種類もあります。植物によってポリフェノールの種類は違うので、できるだけ多くの野菜や植物を摂取することが大切です。

同じパンでも全粒粉を使ったパンであれば、たんぱく質、食物繊維、ビタミン・ミネラル類、さらにポリフェノールなど、ほとんどすべての栄養素が豊富に含まれています。全粒粉パンは少し価格は高いですが、その何倍も価値があります。