糖質制限は食事時間帯が成功の秘訣:特に夕食の高タンパク質は要注意

太る原因は糖質、ということが言われるようになりました。糖質制限ダイエットは、炭水化物や甘い物などの糖質をできるだけ減らしてインシュリンという脂肪合成ホルモンの分泌を抑制するダイエットです。

インシュリンが分泌されなければ脂肪が作られにくいので、同じ量を食べても、インシュリンを分泌しやすい炭水化物や糖質を減らすことがダイエットにつながると言われています。

わたしは基本的に糖質制限や低インシュリンダイエットには肯定的です。特に砂糖などの、一気に血糖値を上げてインシュリンを出すタイプの食品は、できる限り避けるように普段から意識しています。

ところが、生活のリズムや仕事の都合上、夜に糖質抜きをやるとかなり問題が出てきてしまいます。

特にリスクが高いのはたんぱく質や脂質なのですが、その理由は夜に肉や乳製品などの高たんぱく質メニューを食べ過ぎると寝る前に消化が追いつかず、結果的に消化不良になってしまうからです。

消化不良は腸を汚す最大の原因です。特に未消化のたんぱく質は腸内で悪玉菌の大好物になります。腸内で腐敗してしまい、ニトロソアミンなどの発がん性物質が体内から発生する原因となってしまいます。夜にたんぱく質を取り過ぎるとがんになるリスクが増える可能性もあるのです。

もちろん、がんにまでならなくても、便秘や胃もたれなどの消化器系のトラブルに直結してしまいます。

便秘の時にニキビなどの肌荒れが起こりやすいのは知っていると思いますが、腸内で発生した毒素は、血液中に吸収されて皮膚まで届きます。その結果、皮膚が炎症を起こしたり、血液の循環が悪くなり冷え性が悪化したりします。

血液の循環の悪化は、代謝を悪くしてしまい、リンパが淀むことにもつながるので脂肪が燃焼しにくい、痩せにくい体質にもなってしまうのです。

夜の食事は、栄養素も大切ですが、何よりも寝るまでに消化されていることがダイエットにも、美容にもとても大切です。

まとめ・・・

糖質抜きダイエットの落とし穴は、食べる時間帯によって、からだにダメージがあることです。食事は栄養素の数字も大事ですが、自律神経やホルモンの働きを考えると、消化時間もとても大切です。

特に夜寝る前の夕食は消化不良を起こしやすく、寝ている間に胃腸にダメージを与えたり、便秘や胃もたれなど消化器官のトラブルを招く原因になります。便秘だと、運動しても痩せにくいように、代謝全体を下げてカロリーが少なくても、痩せにくい体質になってしまうリスクもあります。