夜食べると肥満ホルモンが増加するメカニズムとは

寝る前に食べるとデブになる、というのは常識ですが、なぜ太るのか知っているひとは意外と少ないのでは?

寝る前に食べると太る最大の理由はインシュリンというホルモンにあります。インシュリンというホルモンは、血糖値を下げる働きをしますが、この時、血液中の糖分を脂肪として蓄積してしまいます。

糖分というのは、砂糖や炭水化物などの糖質ですが、インシュリンの影響下では、糖分だけでなく、たんぱく質や脂質もまるごと脂肪として蓄積されてしまうのです。寝る間に食べると太りやすい理由は、睡眠に入ると、血糖値を下げるために一気にインシュリンが出るからです。

つまりインシュリンの過剰分泌が起こっていると太りやすいわけですから、寝る前に限らず、インシュリンを出しすぎる食べ方は太る、ということになります。

インシュリンは血糖値を下げるためのホルモンなので、血糖値を上げすぎると太りやすい、ということになります。

血糖値を上げる物は砂糖やご飯などの白い食べ物です。甘い物やご飯や麺類が好きな人が太りやすいのも血糖値とインシュリンが関係しています。

同じものを食べても、ゆっくりと時間をかけて食べれば血糖値は上がらず肥満ホルモンのインシュリンも分泌されません。

例えば同じ300カロリーのお菓子を食べる場合で考えると、寝る前に全部食べれば、300カロリーがほとんど脂肪になります。昼間でも一気に食べれば、200カロリーくらいが脂肪になります。朝、昼、晩と時間をかけて食べればほとんど脂肪になりません。だいたいこんなイメージです。

寝る前に食べると太りやすい原因として、胃腸が寝ている間も働きっぱなしになってしまうことも、日中の活動量や消費カロリーを減らしてしまうので良くないです。

夜は、甘い物やご飯を避ける、という人が多いのですが、胃腸に負担をかける、という意味ではたんぱく質や脂質も良くありません。結局、寝る前に食べたくなったときに、食べても安心なものってほとんどありません

そこで、わたしはどうせ食べるのであればダメージを減らすために工夫することをオススメします。一番良いのは、良く噛んで食べることです。消化もよくなり、少ない量で満腹感もあるので太りにくく、内臓もしっかり休めることができます。どうしても食べることを我慢できない場合、食べてもよいけど、良く噛んで食べるのがよいと思います。