糖質制限ダイエットでDNAが損傷する?

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最近では糖質制限ダイエットが話題ですよね。ご飯やパスタなどの糖質を制限することでやせる、というものです。

糖質制限自体は、理論的には確かに痩せます。なぜなら糖質は脂肪蓄積ホルモンを分泌させやすく体内で脂肪に変換されたり、一緒に食べた脂肪分までエネルギーにせずにそのまま体脂肪に変えてしまうこともあるからです。

ただし、糖質制限の問題点は、肉などの動物性食品が増えることです。動物性食品は、消化にとても時間とエネルギーが必要で、胃腸に負担をかけます。その結果、体内に老廃物が溜まりやすく血液がドロドロになります。

動物性食品が血液をドロドロにしてしまう理由は動物の体温が人間より高い40度前後だからです。たとえば動物性脂肪は、牛や豚の体内温度である40度くらいで安定するように作られていますので人間の36度前後の体内では、固まってドロドロになってしまいます。血液が汚れるというのは、例えばタバコを吸うことを考えても分かるように肌に直接的なダメージがあります。

さらに、肉は消化にとても時間がかかり、特に男性に比べて消化酵素の少ない女性の場合、かなりの確率で消化不良が起こります。

消化不良になったたんぱく質は、腸内で悪玉菌のエサになり有害物質を発生させる原料になってしまいます。特に動物性たんぱく質は、窒素ラジカルという物質の原料になります。窒素ラジカルはなんと細胞の中のDNA自体を傷つけてしまう破壊力を持った有害物質です。

DNAが傷つくと細胞は本来の免疫機能を果たすことができず肌荒れしやすい体質になってしまう可能性もあります。

糖質制限自体はよいのですが、その分、糖質以外の食事の質を上げることが大切です。

たんぱく質や脂質の材料としては、肉よりも魚のほうが遙かに優秀だと言われています。魚の体温はとても低いので、魚の脂は人間の体内ではサラサラになり血液の循環を改善する効果もあります。

さらに良いのは植物性たんぱく質です。植物性たんぱく質としては大豆もよいですが、実は未精製の穀物には、肉と同じくらいのたんぱく質が含まれています。全粒粉や玄米、雑穀などを積極的に食べましょう。

野菜も大切です。野菜にはビタミンミネラルはもちろん、美容に効果の高い、抗酸化成分が豊富に含まれています。ポリフェノールという言葉は聞いたことがあると思いますが、自然界には数万種類の抗酸化成分があり、ポリフェノールはその一部です。

野菜は生野菜が一番良いですが、量を食べるためには温野菜も合わせて一日300グラムを目標に食べると良いそうです。

野菜のビタミン・ミネラルと抗酸化成分は皮などの食事ではなかなか摂りづらい部分に多く含まれているので、ダイエットだけでなく、美容にも気を遣う場合は、野菜の栄養素に関してはサプリメントなどを使うのがおすすめです。