新陳代謝を上げる食事:年齢が上がるほど食べ物が重要

25歳を超えると、肌の新陳代謝は急激に低下していきます。そうすると日々の食生活とか、栄養をしっかり摂取しているかということが、直接肌のコンディションやトラブルにつながるようになります。

20くらいまでは、肌の細胞を120パーセントくらい新しくできる代謝能力があります。ある程度代謝能力に余裕があるので、多少の無茶をしても食生活があれていても、多くの人はそれほど目に見えた肌荒れや肌トラブルにはつながりません。

よくお肌の曲がり角、と言われます。その理由は25歳くらいからは、新陳代謝が100パーセントを下回ってしまうからです。きちんとした生活をすれば肌はきれいなまま、白いままですが、少し問題のある食生活をしたり、ストレスが多かったり寝不足だったりするとマイナスの要素がそのまま肌に出てしまいます。マイナス分をカバーするだけの若さがないからです。

逆に、栄養や生活習慣で肌によい、プラスの要素を取り入れることで今までと同じかそれ以上に肌をきれいにもできます。

肌を作る材料は日々の食事です。具体的には、炭水化物、脂質、たんぱく質の三大栄養素に加えて25歳以上になるとビタミン・ミネラル、そして酵素やポリフェノールといった抗酸化栄養素の必要性が高くなります。

50年前まで、日本人の肌は世界中から賞賛の的でした現在は体型面ではスタイルがよくなりましたが、「陶器」のように透き通っている、と言われた以前の日本人の肌は失われてしまっていると言われます。

その理由の一つは、抗酸化栄養素の摂取が少なくなったことです。野菜の摂取量の減少、野菜そのものに含まれる栄養素の減少が大きな理由だと言われます。

動物性脂肪や、揚げ物などの酸化した油は逆にマイナス作用をもたらし、細胞を酸化させる傾向があるので、マイナス要因も増えています。

世界的に有名な長寿村の食生活を見ても、共通するのはフルーツの摂取量が圧倒的に多いことです。

現代の食生活の中で、十分な植物性栄養素を摂取することは困難です。食事メニュー自体も肉食中心、加熱食品や油ものが多いだけでなく野菜の栄養素も低下しているので、量も以前よりも必要だからです。

野菜の栄養素はこの100年で半分以下に低下していると言われます。つまり2倍以上の野菜を食べないと同じ栄養素がとれません。

とにかく量を増やすというのは難しいと思うので、栄養素の濃度を考えて食生活を工夫しても良いかも知れません。

特に抗酸化成分が多いのは、ベリー類、ナッツ類、スパイス類です。ブルーベリー、ラズベリー、プルーン、アーモンド、クルミ、しょうが、シナモン、唐辛子、などは量が少なくても普通の食品の何倍も新陳代謝を改善する効果があります。